イケメン部 〜第2巻〜
佐々木は苦笑しながら御影を見るが、当の御影は凛とした表情を崩さない。
「もっといい男になって迎えに行くから、覚悟しててね、マイハニー♡」
そう言い、澪和にウインクをすると、佐々木は静かに二人の元を去っていった。
残された澪和と御影。
御影は澪和が自分を選んでくれたのがよっぽど嬉しかったのだろう、柄になく顔を赤面させた。
「御影先輩…、これからもよろしくお願いします」
こうして、澪和と御影は危機を乗り越えながらも、また愛し合うことになった。
だがこの時、佐々木が開けたままにした屋上の扉から、ひっそりと二人の様子を見ている長身の男に、まだ澪和たちは気付いていなかった。
「もっといい男になって迎えに行くから、覚悟しててね、マイハニー♡」
そう言い、澪和にウインクをすると、佐々木は静かに二人の元を去っていった。
残された澪和と御影。
御影は澪和が自分を選んでくれたのがよっぽど嬉しかったのだろう、柄になく顔を赤面させた。
「御影先輩…、これからもよろしくお願いします」
こうして、澪和と御影は危機を乗り越えながらも、また愛し合うことになった。
だがこの時、佐々木が開けたままにした屋上の扉から、ひっそりと二人の様子を見ている長身の男に、まだ澪和たちは気付いていなかった。