イケメン部 〜第2巻〜
「あー、今日も暑いねぇ!はい、アイス!」



近くのコンビニに寄りたいという佐々木の要望により、寄ったのだが…



「えぇっ、ありがとうございます」



まさか奢ってもらえるなんて思っていなかった。

アイスを頬張る澪和を見て、



「澪和ちゃんが元気そうで本当によかったよ」



優しい微笑みを浮かべながら佐々木は言った。

澪和は片手にアイスを持ちながら、



「部長はもう部室にお顔を出さないんですか?」



隣に腰を下ろしてきた佐々木に問う。

佐々木は、少し考える素振りをみせたが、



「今行ったら、誠くんに失礼でしょっ」


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