イケメン部 〜第2巻〜
しばらくしてから楠見が立ち上がった。
殴られた跡がクッキリと残る。
「ほっぺたにこんな傷…」
澪和は慌ててカバンから絆創膏を取り出した。
それを見た楠見は、
「いらないから、そーゆーの」
澪和を制止しようとする。
だが怪我人をほっとくような女ではないのでーーー
「じっとしててください」
「……」
目をつむる楠見。
澪和はそっと楠見の左頬に絆創膏を貼った。
「よしっ、しばらく腫れは引きませんよね…」
心配そうに見つめる澪和。
殴られた跡がクッキリと残る。
「ほっぺたにこんな傷…」
澪和は慌ててカバンから絆創膏を取り出した。
それを見た楠見は、
「いらないから、そーゆーの」
澪和を制止しようとする。
だが怪我人をほっとくような女ではないのでーーー
「じっとしててください」
「……」
目をつむる楠見。
澪和はそっと楠見の左頬に絆創膏を貼った。
「よしっ、しばらく腫れは引きませんよね…」
心配そうに見つめる澪和。