イケメン部 〜第2巻〜
少し目を瞑っていると、澪和は深い眠りに落ちてしまった。


スースーと寝息を立て、気持ち良さそうに寝る澪和を見て、御影は柄にもなく優しい笑みを浮かべた。




ピロリロリン♪




急にテーブルの上に置いてあった澪和のスマホから着信音が上がる。

澪和はまだ寝たままだ。

しばらくなり続ける着信音が気になり、御影が澪和のスマホを手に取る。

画面を見て、



「……」



通話拒否にした。

するとまた、



ピロリロリン♪



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