イケメン部 〜第2巻〜
着信主は変わらない。
御影は深いため息をつき、
「……もしもし」
仕方がなく通話に応じた。
着信主は、澪和ではなく低く透き通る男の声が出たのに驚いたのか、
「うぉおっ!!」
素っ頓狂な声を上げる。
御影はイライラしながら、
「なんだ、用があるなら早く話せ」
着信主を追い立てる。
着信主は、しばらく黙り込んでいたが、
「悪ぃけどお前とは話したくねぇよ。俺は海空に用事があってかけてんだよ」
少し荒い声を上げた。
御影は深いため息をつき、
「……もしもし」
仕方がなく通話に応じた。
着信主は、澪和ではなく低く透き通る男の声が出たのに驚いたのか、
「うぉおっ!!」
素っ頓狂な声を上げる。
御影はイライラしながら、
「なんだ、用があるなら早く話せ」
着信主を追い立てる。
着信主は、しばらく黙り込んでいたが、
「悪ぃけどお前とは話したくねぇよ。俺は海空に用事があってかけてんだよ」
少し荒い声を上げた。