イケメン部 〜第2巻〜
着信主は西条だった。
御影はスヤスヤと気持ち良さそうに眠っている澪和の方にチラリと目を遣り、
「お前、海空に何かしたのか」
鋭い声で訊ねる。
西条は、はっと嘲笑し、
「もし、何かしたって言ったらお前はどうする?」
面白そうに御影に言う。
「何かしたって言ったら…だと?」
御影は静かに怒りの炎を胸に立ち上げていた。
「……俺は海空に手を出す輩には一切容赦しない。例えそれが先輩でも、誰であってもだ」
ハッキリとした声で言い切った。
御影はスヤスヤと気持ち良さそうに眠っている澪和の方にチラリと目を遣り、
「お前、海空に何かしたのか」
鋭い声で訊ねる。
西条は、はっと嘲笑し、
「もし、何かしたって言ったらお前はどうする?」
面白そうに御影に言う。
「何かしたって言ったら…だと?」
御影は静かに怒りの炎を胸に立ち上げていた。
「……俺は海空に手を出す輩には一切容赦しない。例えそれが先輩でも、誰であってもだ」
ハッキリとした声で言い切った。