イケメン部 〜第2巻〜
其ノ弍
食器が触れ合う音が聞こえた。
それと共に、かすかに料理の匂いもーーー
ガバッ
澪和は勢いよく起き上がった。
景色が違う。
気がつくと澪和は寝室で寝転んでいたのだ。
…あの女の子が運んでくれたの?
澪和の脳裏を例の女の子が過ぎる。
御影の事を信用しきっていたがために、やはりショックは大きい。
こんな事になるくらいなら…
ふと頭をよぎだたのは、西条だった。
澪和の事を一途に追いかけ続けてくれているーーー
ーーーと、食器の触れ合う音が止まった。
それと共に、かすかに料理の匂いもーーー
ガバッ
澪和は勢いよく起き上がった。
景色が違う。
気がつくと澪和は寝室で寝転んでいたのだ。
…あの女の子が運んでくれたの?
澪和の脳裏を例の女の子が過ぎる。
御影の事を信用しきっていたがために、やはりショックは大きい。
こんな事になるくらいなら…
ふと頭をよぎだたのは、西条だった。
澪和の事を一途に追いかけ続けてくれているーーー
ーーーと、食器の触れ合う音が止まった。