イケメン部 〜第2巻〜
御影は急に泣き出す澪和に動揺しているようだ。
そして、これまた真剣な表情で、
「あの女の子?誰の事を言ってるんだ」
近くに置いてあったハンカチを手に取り、澪和に差し出しながら言う。
「とぼけないで!!」
澪和は怒鳴っていた。
突然の出来事に御影は固まる。
「あの部屋!あの部屋で会った子が、先輩の事を、まこちゃんって…まこちゃんって…!」
澪和はハンカチを思い切り叩きつけた。
御影は「困ったな」と一言言うと、澪和の座っているベッドに自分も腰掛けた。
「落ち着いて聞いてくれ」
落ち着けるはずもないのに。
「あいつとは何も無い。案ずるな」
「そんなはずない!まこちゃん?そんな事、私でも呼んだ事ないのに!」
澪和は悔しかった。
そして、これまた真剣な表情で、
「あの女の子?誰の事を言ってるんだ」
近くに置いてあったハンカチを手に取り、澪和に差し出しながら言う。
「とぼけないで!!」
澪和は怒鳴っていた。
突然の出来事に御影は固まる。
「あの部屋!あの部屋で会った子が、先輩の事を、まこちゃんって…まこちゃんって…!」
澪和はハンカチを思い切り叩きつけた。
御影は「困ったな」と一言言うと、澪和の座っているベッドに自分も腰掛けた。
「落ち着いて聞いてくれ」
落ち着けるはずもないのに。
「あいつとは何も無い。案ずるな」
「そんなはずない!まこちゃん?そんな事、私でも呼んだ事ないのに!」
澪和は悔しかった。