イケメン部 〜第2巻〜
御影はその言葉に少し照れながら、一言。



「………姉上だ」


「……っっっ!?!?!?」



澪和は頭の整理が追いつかなかった。




…姉…上…?




「まさかとは思っていたが、ここに来ていたのか…」



驚く澪和をよそに、何か考え込んでいる御影。




「え、え、でも…え…?」



澪和はパニック状態に陥っていた。

そんな澪和を見て御影は優しく微笑み、



「案ずるな、俺はお前しかいらない」



耳元で囁いてきた。

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