イケメン部 〜第2巻〜
……女子に慣れてないって言ってるくせに…




御影の行動にはいつも胸がときめいてしまう。





これが……恋?




顔を赤らめる澪和に、御影もつられて赤くなる。

沈黙の時間が続いた後、



「…不安にさせてしまい、すまなかった」



御影が謝った。



「…海空の料理、美味しかったぞ」



照れくさそうにそう言うと、



「お、俺は風呂に入ってくる」



そそくさと寝室を出ていった。



そんな御影の姿を追う澪和の目は、蕩けていた。


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