イケメン部 〜第2巻〜
特に何が食べたいとか、そういうのがある訳でもなかった。

ただブラブラと辺りを歩いて、雰囲気の良さそうなお店があれば、そこで食事をとろうと。


駅前の交差点は昼時だからだろうか、とても混雑してた。

澪和はあまり人混みが好きではない。




…気持ち悪いなぁ




人混みに酔いながら、なんとかして横断歩道を渡りきる。

ーーーと、目の前にどこか見慣れた顔があった。




…城津先輩?




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