イケメン部 〜第2巻〜
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか?」
この店員、どこからどう見ても城津なのだ。
スラっとした背丈。
紫色でサラサラとした髪。
優しそうな表情ーーー
ただ一つ、髪が城津よりも短かった。
肩にかかるかかからないか程度の長さに切りそろえてある。
そして1番の相違点はーーー
安藤圭
店員の胸元に付いている金色の板には、ハッキリと名前が書いてあった。
…苗字が違う
澪和は不思議な感情のまま注文をすると、料理が出てくるまでの間、スマホをチラチラと見やった。
この店員、どこからどう見ても城津なのだ。
スラっとした背丈。
紫色でサラサラとした髪。
優しそうな表情ーーー
ただ一つ、髪が城津よりも短かった。
肩にかかるかかからないか程度の長さに切りそろえてある。
そして1番の相違点はーーー
安藤圭
店員の胸元に付いている金色の板には、ハッキリと名前が書いてあった。
…苗字が違う
澪和は不思議な感情のまま注文をすると、料理が出てくるまでの間、スマホをチラチラと見やった。