イケメン部 〜第2巻〜
「ところで御影くん、それはなんですか?」
桐神がこちらへ駆け寄る。
やはり袋の中身が気になるようだ。
御影は、「あぁ」と袋から一つずつ丁寧にアイスを取り出し、
「西条に取られたからな。俺とお前と海空の分だ」
桐神に3つ、アイスを差し出した。
「わ、わざわざ買いに行ってくれたんですか!?」
桐神の目には感動からか、涙が浮かんでいる。
「太っ腹だねぇ」
城津は静かに手を叩いた。
「お前のだ」
御影は「ん」と言い、澪和にも冷えきったアイスを手渡す。
「ありがとうございます」
キンキンに冷えたアイスを手に取り、澪和は軽く頭を下げた。
桐神がこちらへ駆け寄る。
やはり袋の中身が気になるようだ。
御影は、「あぁ」と袋から一つずつ丁寧にアイスを取り出し、
「西条に取られたからな。俺とお前と海空の分だ」
桐神に3つ、アイスを差し出した。
「わ、わざわざ買いに行ってくれたんですか!?」
桐神の目には感動からか、涙が浮かんでいる。
「太っ腹だねぇ」
城津は静かに手を叩いた。
「お前のだ」
御影は「ん」と言い、澪和にも冷えきったアイスを手渡す。
「ありがとうございます」
キンキンに冷えたアイスを手に取り、澪和は軽く頭を下げた。