嘘を口に・・塗り固めた愛
諭されないように
笑顔で言った
「陽介にも新人教育してるんだ、気も使うよね、ごめんなさい疑って・・・・・」
「でも・・・・・」
「でもなんだ?」
「ううん、ごめん、もう聞かない」と食器をキッチンにもって行った
『陽介に限って、結婚前に全て別れた、もうしないと誓ってくれた、まさか、続いていた?それはないと』
そんなしほりの後ろに近寄り
しほりを抱き締めた
「しほり、心配するなよ」
「うん、大丈夫だから・・・」