花と君といつまでも(完結)
頭がパンクしそうになった俺は 駅の反対側に来た

こっちは会社側と違ってお洒落な雰囲気で若者にもお年寄りにも人気な通りがある。
リフレッシュにもなるし、いい案が浮かびそうだと思った


そんな時ふとピンクの花が目に入った


妙にこの花から目が離せなくて
花に対して特に興味もないが買っていこうかなと思ったそんな時視線を感じた。



「何見てんだよ」



俺がそう言うと、彼女は慌てたように


「その花綺麗ですよね」


どうやらここの花屋の店員らしい。


俺が幼いころ出ていった母が花に良く水をあげていた記憶が残っていて
母親のくせに出てったことへの怒りなどから
つい彼女に冷たく言っていた

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