花と君といつまでも(完結)
「矢崎さん、お疲れ様〜」

「お疲れ様です」

宮崎さんの顔はいつもより赤く
ニコニコ度が増していた。

「矢崎さん何飲む?」

「ごめんなさい 私お酒飲めないんです」

そう、私はお酒が飲めない。ほんの少しだけでもだめだ。

「そんなこと言わずに!少しだけ」

「本当にごめんなさい。無理なんです」

宮崎さんが凄くしゅんとした顔になった

水原さんを見ると他の女の人がベタベタしているのに満更もない様子だった

そう、水原さんは俗に言うイケメンだ。
女の人がほっとくわけがない

水原さん、あんな巨乳の人が好みなのかな。

「矢崎さん じゃあ、ウーロン茶飲む?」

「え?あ〜 いえ、お酒の見ます カシスオレンジお願いします」

一口くらい大丈夫。

なんだか満更でもな水原さんを見ていると異常にムシャクシャしてきた

飲んだら終わりだけど、きっと大丈夫。
たった一口だもん 何も起きない。

「おまたせしました〜」

「はい、紫苑ちゃんカシスオレンジ」

「え!?あ、ありがとうございます」

今、宮崎さん紫苑って...

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