花と君といつまでも(完結)
息が苦しい...吸えない

あれ?お母さん?なんでお母さんがいるの?

“紫苑...まだダメよ。”

まって!お母さん!お母さん!!!




「おい!しっかりしろ矢崎」

ん?なんか聞こえる...
お母さん? いや、違うなんか…心地いい

「矢崎紫苑!目を開けろ!」

「ん...」

あ、水原さん...
え?水原さん????

「お前大丈夫か?」

「え、」

喉がカラカラで声が出ない

確かに目の前にいるのは水原さんだ

「これ飲め。」

水原さんに差し出されたのはコップに入った水だ

「水原さん、なんで」

「あら、起きたのね もう大丈夫ですよ」

ん?誰?知らない女の人...
綺麗な人だな...

そこからその女性は帰る支度をしていた

「純也、あれ持ってきて」

「あぁ、わかった」

そう言って部屋から水原さんは出ていった
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