花と君といつまでも(完結)
「もう!人遣い荒いんだから」

そう言いながらも麗華は見てくれていた

「え?ねぇ純也...」

「どうした」

麗華の顔が曇った
やっぱ救急車呼んでいくべきだったか

「ごめんなんでもないわ 忘れて」

「あ?わかった」

なんなんだよ


それからしばらくして矢崎が目を覚ました

混乱しているらしいが 状況を話し少し落ち着いたようだ

「純也、あれ持ってきて」

あれとは俺が作らされたお粥だ。
これでも一人暮らしが長いせいもあって料理はできる

まぁ矢崎の為だしと思って持っていった時部屋から丁度姉が出てきた

「アルコール飲ませちゃダメよ 貴方が守ってあげなさい 好きな子なんでしょ?随分下の子捕まえてきたわねw」

「は!?好きじゃねぇし」

「も〜照れないの 顔から漏れてるわよ
まさか、あんた気付いてないの!?」

ただの馬鹿ねと言って帰っていった

俺が矢崎を、好き?

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