花と君といつまでも(完結)
「はい、おまたせ〜特製紫苑ちゃんのいつもの!」

「ありがとうございます!いっただっきまーす」



私はアレルギーのせいもあってここで譲二さんが特別に作ってくれるパスタしか外では食べれない。



美味しい~
やっぱここのは格別





「ごちそうさまでした!!」

「また来てね〜!」


「は〜い 譲二さんまたね〜」



お店を出て時計を見るとお昼休憩の時間が終わろうとしていたため急いでお店に戻った



...?




お店の前を行ったりきたりしているスーツの男の人が目に入った

怪しいと思いつつ業務に戻るとその男性はピンク色のエゾキクを見ていた

ピンクのエキゾクの花言葉は甘い夢だ。



っ!すっごい綺麗な顔...




私今、本当に甘い夢でも見ているのかと思うほど エゾキクが物凄く似合う顔の整った彼から目が離せなかった

透き通るような肌 綺麗な形の鼻 程よい血色感の唇 まつげも長くて...





「おい、何見てんだよ」

「えっ!?」
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