花と君といつまでも(完結)
「夜風が気持ちいな...」

「そうですね」

横を見ると 綺麗な横顔がそこにはあった


あぁかっこいいなやっぱ
私、好きなんだろうな...
確証は持てないけど今日会って そう感じた


「矢崎、企画が終わってもこうやって飯行こうな。」

「なんで...」

「お前と居ると笑顔になれる気がする 色んな嫌な事忘れられる
お気に入りの譲二さんがおネエだったの知らないような顔してるし
花屋で花に囲まれた矢崎、正直惚れたかもな」


ほ、惚れた!?
まってそれって告白!?



「嫌か?俺はお前の事が好きなんだと思う。花屋で初めて怒られた時からきっと。
俺はあの会社の社長の息子だ。怒られたこともまともにない。皆甘やかしてくれんだ
お前にビンタされた時 俺にそんなことしてくるやつがいたんだ って感激した」


ついていけない。ついていけないよ水原さん
水原さんが私を好き?
って言うか社長の息子?


「社長の息子ってことは会社の上層部しか知らない。俺はあの企画が成功すればまた社長の座に近づく。
お前のこと、幸せにしてやれる。
俺は正直お前と結婚を前提に付き合ってもいいと思ってる。矢崎、お前はどう思う」


結婚を前提に付き合う?
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