花と君といつまでも(完結)
紫苑をこちらに向かせて驚いた。
もう死ぬって聞いたのに、信じられない。

最後に見た紫苑と何一つ変わらなかった。


俺は、そこから紫苑に聞きたいことが多すぎてどこに居たとか、俺を振った理由とか沢山質問してしまった。


でも、そんなことどうだっていい。
俺がいちばん言いたいこと。


「俺は、会社を捨てでもお前といたい
ずっと俺のものでいて欲しいんだ。」




「それはできません。」



紫苑、なんで俺をフルならそんな悲しそうな今にも泣きそうな顔をしてるんだ


「結婚しよう、紫苑」




そういった時、彼女から大粒の涙がこぼれた


とっさにどうしたと言ってしまったが、そんなに俺が嫌なのか?
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