記憶の中の想い
ピーンポーン

ビクッ。

ピーンポーン

誰だ。怖くて動くない…

「はーるき。未樹だけど」

未樹?

ガチャッ。

「ハル?おばさん?」
「未樹⁉︎」
「お…おう。どうした。大丈夫か?」
「あっ…ごめん」

俺は未樹の声を聞いて思わず飛びついた

「おばさんは?」
「買い物…行くって…」
「ハル。震えて。どうした?」

『なお犯人は同意のもとの犯行と言っており』

「ちっ。」

テレビではまだ事件のニュースが流れてた

「ハル。テレビは見ない方がいい」
「ごめん…あの…」
「もう大丈夫だ」

未樹が来てくれてよかった…
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