記憶の中の想い
「未樹。学校は?」
「今日は…休校…なんだ」
またウソ…言ってる気がする
「そんな事より。体調は大丈夫か?」
「うん。平気」
「未樹。何か隠してない?」
「隠し事?そんなの…ないよ」
なんなんだ。なんで…
「未樹。俺ね。学校…辞めようと思うんだ」
「えっ?」
「母さんも心配してるし、行ってもきっとまたパニック起こすし…学校にも迷惑だし…」
「そうか…」
「ごめん」
「なんで謝るんだよ。じゃあ俺も辞めよう…かな。なんてな」
はははっ。
はぁ…
もう苦笑いするしかない
言葉が出て来ない…
「ハル。実は俺…」
「ただいま」
「あっ。おばさん帰ってきたみたいだな」
未樹は何か言いかけて部屋を出て行った
俺は自室のベッドにコシをおろした
「おばさんこれ…」
「そうなの。春樹の制服と鞄…」
俺の制服?
玄関先で2人が何か話をしてる
「未樹くん。ごめんなさい。私も混乱してて。こんなの春樹に見せられないしどうしたらいいか…」
「おばさん。とりあえずハルの目の届かない所に。後はおじさんと相談して…」
「そうね。そうよね」
なに?俺の制服?
「母さん。それ…」
血まみれの制服。ぼろぼろに破けていた
「今日は…休校…なんだ」
またウソ…言ってる気がする
「そんな事より。体調は大丈夫か?」
「うん。平気」
「未樹。何か隠してない?」
「隠し事?そんなの…ないよ」
なんなんだ。なんで…
「未樹。俺ね。学校…辞めようと思うんだ」
「えっ?」
「母さんも心配してるし、行ってもきっとまたパニック起こすし…学校にも迷惑だし…」
「そうか…」
「ごめん」
「なんで謝るんだよ。じゃあ俺も辞めよう…かな。なんてな」
はははっ。
はぁ…
もう苦笑いするしかない
言葉が出て来ない…
「ハル。実は俺…」
「ただいま」
「あっ。おばさん帰ってきたみたいだな」
未樹は何か言いかけて部屋を出て行った
俺は自室のベッドにコシをおろした
「おばさんこれ…」
「そうなの。春樹の制服と鞄…」
俺の制服?
玄関先で2人が何か話をしてる
「未樹くん。ごめんなさい。私も混乱してて。こんなの春樹に見せられないしどうしたらいいか…」
「おばさん。とりあえずハルの目の届かない所に。後はおじさんと相談して…」
「そうね。そうよね」
なに?俺の制服?
「母さん。それ…」
血まみれの制服。ぼろぼろに破けていた