記憶の中の想い
「未樹。今日は泊まれる?」
「悪い。明日早出で。5時起きなんだ…」
「そっか…」

なんか寂しい…な

「そんな顔するなよ。ごめんな」
「終わったらすぐ会いにくるよ」

未樹は頭をなでてくれた

もっと触りたい…って
なんだろう。この気持ち

「ねぇ未樹。もううちに住んだら?」
「えっ。はぁ?何いってんだよ」

あっ。また照れた。かわいい

事件の後から、俺の世界はこの家の中だけになった
まだ外に出るのが怖くて。俺は未樹が来るのだけが楽しみだった

未樹はどう思ってるんだろうか…
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