消極的に一直線。【完】
――――……
「颯見はちょっと遅れるらしいよ」
「言い出しっぺなのになー!」
そんな会話を耳の端に聞きながら、ぞろぞろ歩くクラスメイト達に続いて、カラオケの部屋へ入った。
大人数用の部屋なのか、冬休みに倖子ちゃんと行ったカラオケの部屋とは全然広さが違う。
壁に沿って置かれた長いソファーにみんなが腰かけていく。
隣にいる倖子ちゃんに続いて私も腰を下ろした。
そのまた隣に、大西さん、笹野さん、佐藤さん、と続いていく。
「颯見はちょっと遅れるらしいよ」
「言い出しっぺなのになー!」
そんな会話を耳の端に聞きながら、ぞろぞろ歩くクラスメイト達に続いて、カラオケの部屋へ入った。
大人数用の部屋なのか、冬休みに倖子ちゃんと行ったカラオケの部屋とは全然広さが違う。
壁に沿って置かれた長いソファーにみんなが腰かけていく。
隣にいる倖子ちゃんに続いて私も腰を下ろした。
そのまた隣に、大西さん、笹野さん、佐藤さん、と続いていく。