キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
「わかんねぇな」
他の本を読んでいた寛太がそう呟いた。
「どうしたの?」
そう聞くと、寛太は本から顔を上げた。
「今、町の祭りについて調べてたんだ。俺たちが聞いた歌のことも書いてあった。でも、その歌が作られたのも100年の昔のことなんだ」
「つまり、イケニエを捧げるようになってから、すぐに作られて歌ってことね?」
「そういうことになる。でも、それがどうして今頃呟きサイトで拡散されてるんだ?」
寛太もあたしと同じ疑問を感じていたようだ。
呪いだとしても、その歴史が古すぎるのだ。
今まで呟きサイトなどで呪いの動画なんて見たこともなかった。
最近になり、突然出てきたように感じられる。
でもそうなると、あの動画とこの町の関連性に疑問が出て来るのだ。
もしかしたら誰かがこの町の事を知り、呪いの動画として利用しただけなのかもしれない。
ここにいても根本的な解決になるかどうかもわからない。
他の本を読んでいた寛太がそう呟いた。
「どうしたの?」
そう聞くと、寛太は本から顔を上げた。
「今、町の祭りについて調べてたんだ。俺たちが聞いた歌のことも書いてあった。でも、その歌が作られたのも100年の昔のことなんだ」
「つまり、イケニエを捧げるようになってから、すぐに作られて歌ってことね?」
「そういうことになる。でも、それがどうして今頃呟きサイトで拡散されてるんだ?」
寛太もあたしと同じ疑問を感じていたようだ。
呪いだとしても、その歴史が古すぎるのだ。
今まで呟きサイトなどで呪いの動画なんて見たこともなかった。
最近になり、突然出てきたように感じられる。
でもそうなると、あの動画とこの町の関連性に疑問が出て来るのだ。
もしかしたら誰かがこの町の事を知り、呪いの動画として利用しただけなのかもしれない。
ここにいても根本的な解決になるかどうかもわからない。