キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
合流
寛太が博樹にあたしたちの今の状況を説明すると、すぐに合流するということになった。
すぐにと言っても、あたしたちが暮らしている街からここまでは3時間はかかる。
途中から電車の乗り換えも困難になってくるから、博樹がここに到着する頃には昼を過ぎているだろう。
それまでに何かできることがないかと、あたしたちは再び図書館へと足を運んでいた。
昨日の賑わいは嘘のように、図書館は1人も人がいなかった。
「祭りの後はみんな会社とか学校とかで忙しいのよ。昨日の分を取り返したいのねきっと」
昨日資料の場所を教えてくれたお姉さんがそう言っていた。
仕事や学校がきつくなるにも関わらず、ほとんど全員が参加しているお祭り。
不参加だったのは誰なんだろうか。
あたしたちはそれぞれこの町の歴史書を手に、席に座った。
すぐにと言っても、あたしたちが暮らしている街からここまでは3時間はかかる。
途中から電車の乗り換えも困難になってくるから、博樹がここに到着する頃には昼を過ぎているだろう。
それまでに何かできることがないかと、あたしたちは再び図書館へと足を運んでいた。
昨日の賑わいは嘘のように、図書館は1人も人がいなかった。
「祭りの後はみんな会社とか学校とかで忙しいのよ。昨日の分を取り返したいのねきっと」
昨日資料の場所を教えてくれたお姉さんがそう言っていた。
仕事や学校がきつくなるにも関わらず、ほとんど全員が参加しているお祭り。
不参加だったのは誰なんだろうか。
あたしたちはそれぞれこの町の歴史書を手に、席に座った。