キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
消えてしまいそうな沙良の笑顔に、胸が張り裂けそうだ。
あたしは沙良が消えてしまわないように、その手をきつく握りしめた。
大丈夫。
沙良はまだここにいる。
消えてなんてない。
自分自身を安心させるために、何度もそれを確認した。
「まだ終わってないよ!!」
思わず声が大きくなった。
沙良が驚いた顔を浮かべている。
「まだ終わってない! 沙良はこうして生きてるし、もう少しで呪いの根源までたどり着くかもしれないじゃん!!」
言いながら、あたしは泣いていた。
沙良に諦めてほしくなかった。
明日死ぬなんて、思ってほしくなかった。
沙良は生きている。
ずっとずっと、何日後も、何年後も生きている。
あたしは沙良が消えてしまわないように、その手をきつく握りしめた。
大丈夫。
沙良はまだここにいる。
消えてなんてない。
自分自身を安心させるために、何度もそれを確認した。
「まだ終わってないよ!!」
思わず声が大きくなった。
沙良が驚いた顔を浮かべている。
「まだ終わってない! 沙良はこうして生きてるし、もう少しで呪いの根源までたどり着くかもしれないじゃん!!」
言いながら、あたしは泣いていた。
沙良に諦めてほしくなかった。
明日死ぬなんて、思ってほしくなかった。
沙良は生きている。
ずっとずっと、何日後も、何年後も生きている。