キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
仏壇
駅の逆側へ向かうと、博樹の言っていた通りの廃墟が姿を現した。
2階建ての大きな家だけれど、庭の草は生え放題、壁にはツタが沢山絡まっている。
辺りが薄暗くなっているため、その外観だけで十分に恐ろしかった。
「本当にここに泊まるの?」
あたしは寛太へ向けてそう聞いた。
「見た目は悪いけど、仕方ないだろ」
そう言いながら、寛太は庭へと足を踏み入れた。
「だけどとりあえず、この玄関が開くかどうかだよなぁ」
玄関のドア付近までツタが伸びてきている。
赤茶色に塗られたドアは所々錆びていて、まるでどす黒い血の色のように見えてゾッとした。
「開けてみよう」
博樹がそう言い、寛太がドアノブへと手を伸ばした。
やはり少し抵抗があるのか、その動作は恐る恐ると言った様子だった。
2階建ての大きな家だけれど、庭の草は生え放題、壁にはツタが沢山絡まっている。
辺りが薄暗くなっているため、その外観だけで十分に恐ろしかった。
「本当にここに泊まるの?」
あたしは寛太へ向けてそう聞いた。
「見た目は悪いけど、仕方ないだろ」
そう言いながら、寛太は庭へと足を踏み入れた。
「だけどとりあえず、この玄関が開くかどうかだよなぁ」
玄関のドア付近までツタが伸びてきている。
赤茶色に塗られたドアは所々錆びていて、まるでどす黒い血の色のように見えてゾッとした。
「開けてみよう」
博樹がそう言い、寛太がドアノブへと手を伸ばした。
やはり少し抵抗があるのか、その動作は恐る恐ると言った様子だった。