キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
捜索
ミズキは人を怨んでなんかなかった。
それなのに呪いの動画が作られた……。
原因はなんなのか。
それを探るため、あたしたちは再び冨福家に足を踏み入れていた。
相変わらず埃っぽいけれど、ミズキの話を聞いたあとだからか少しだけ気分は楽だった。
あたしと沙良はまず仏壇のある部屋から探し始めた。
ほとんど家具が撤去されてしまっているけれど、部屋の隅々まで探して行く。
ミズキさんの写真を見ると、あたしたちと同年代か、少し年上の女性に見えた。
とても可愛らしくて、笑顔の素敵な女性だ。
きっと、町でも人気者だったんじゃないかと思えた。
「なにもないね……」
仏壇の周辺を捜し終えた沙良が肩を落としてそう言った。
「諦めるのは早いよ。この家大きいからきっとなにかヒントが見つかるから」
それなのに呪いの動画が作られた……。
原因はなんなのか。
それを探るため、あたしたちは再び冨福家に足を踏み入れていた。
相変わらず埃っぽいけれど、ミズキの話を聞いたあとだからか少しだけ気分は楽だった。
あたしと沙良はまず仏壇のある部屋から探し始めた。
ほとんど家具が撤去されてしまっているけれど、部屋の隅々まで探して行く。
ミズキさんの写真を見ると、あたしたちと同年代か、少し年上の女性に見えた。
とても可愛らしくて、笑顔の素敵な女性だ。
きっと、町でも人気者だったんじゃないかと思えた。
「なにもないね……」
仏壇の周辺を捜し終えた沙良が肩を落としてそう言った。
「諦めるのは早いよ。この家大きいからきっとなにかヒントが見つかるから」