キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
☆☆☆
地下室へと続いている階段は埃っぽく、とても狭い場所だった。
手すりがついていなかったら足を踏み外してしまうかもしれない恐怖があった。
どうにか4人で最後まで下りきり、スマホで辺りを照らし出した。
灰色のコンクリートの壁。
埃臭さ。
それ以外に、黒いシミがいくつもついていることがわかった。
広さは6畳ほどで、家具などは何も置かれていない。
「この地下室って、なんか異様だな」
寛太の声がコンクリートの壁に跳ね返されて響き渡る。
確かに、ここだけ他の部屋とは違う雰囲気があった。
「この黒いシミってなんなんだろう。あちこちについてるよね」
沙良が床にできた大きなシミを照らしてそう言った。
それはまるで血のように見えて気味が悪かった。
「たぶん倉庫として使われてたんだと思うけど。ここだけ何も残されてないのも妙だよな」
博樹がそう言った。
地下室へと続いている階段は埃っぽく、とても狭い場所だった。
手すりがついていなかったら足を踏み外してしまうかもしれない恐怖があった。
どうにか4人で最後まで下りきり、スマホで辺りを照らし出した。
灰色のコンクリートの壁。
埃臭さ。
それ以外に、黒いシミがいくつもついていることがわかった。
広さは6畳ほどで、家具などは何も置かれていない。
「この地下室って、なんか異様だな」
寛太の声がコンクリートの壁に跳ね返されて響き渡る。
確かに、ここだけ他の部屋とは違う雰囲気があった。
「この黒いシミってなんなんだろう。あちこちについてるよね」
沙良が床にできた大きなシミを照らしてそう言った。
それはまるで血のように見えて気味が悪かった。
「たぶん倉庫として使われてたんだと思うけど。ここだけ何も残されてないのも妙だよな」
博樹がそう言った。