キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
地下室には元々何も置かれていなかったのか。
それとも、3人が亡くなった後誰かがすべてを持ち出したのか。
ここを見る限りではわからなかった。
「早く出よう。なんだか気分が悪くなって来た」
沙良がそう言った時だった。
開け放していたはずの地上へと続くドアが閉まっていることに気が付いた。
ゾクリと背筋に悪寒が走る。
「大丈夫だって。ただの気のせいだ」
寛太がそう言い、階段を昇って行く。
けれどすぐに引き返して来た。
その表情はさっきよりも険しくなっている。
「ドアが開かなくなってる。誰かが外から閉じ込めたのかもしれない」
「嘘でしょ!?」
思わず声が大きくなっていた。
寛太に代わって確認してみても、はやりドアは開かなかった。
ここのドアに鍵はなかった。
誰かが外に重しを乗せない限り、閉じ込められることはないはずだ。
それとも、3人が亡くなった後誰かがすべてを持ち出したのか。
ここを見る限りではわからなかった。
「早く出よう。なんだか気分が悪くなって来た」
沙良がそう言った時だった。
開け放していたはずの地上へと続くドアが閉まっていることに気が付いた。
ゾクリと背筋に悪寒が走る。
「大丈夫だって。ただの気のせいだ」
寛太がそう言い、階段を昇って行く。
けれどすぐに引き返して来た。
その表情はさっきよりも険しくなっている。
「ドアが開かなくなってる。誰かが外から閉じ込めたのかもしれない」
「嘘でしょ!?」
思わず声が大きくなっていた。
寛太に代わって確認してみても、はやりドアは開かなかった。
ここのドアに鍵はなかった。
誰かが外に重しを乗せない限り、閉じ込められることはないはずだ。