キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
☆☆☆
朝早く、バタバタと階段を駆け上がってくる足音で目が覚めた。
ベッドの脇に置いてある電気スタンドを付けて上半身を起こした時、ノックもなしにドアが開けられた。
「お母さん、どうしたの?」
廊下の電気で血相を変えたお母さんの顔が浮かんでいる。
「イズミ、B組の幸穂ちゃんって知ってるわよね!?」
電気もつけずに突然そう聞かれて、あたしは頷いた。
今日保健室で会話をしたばかりだ。
「知ってるけど、なんで?」
電気のスイッチを付けてあたしはそう聞き返した。
「今緊急連絡網が回ってきて、突然亡くなったって聞いたの」
「え……?」
あたしはお母さんを見つめたまま目を見開いた。
突然亡くなった?
その意味がわからなくなる。
朝早く、バタバタと階段を駆け上がってくる足音で目が覚めた。
ベッドの脇に置いてある電気スタンドを付けて上半身を起こした時、ノックもなしにドアが開けられた。
「お母さん、どうしたの?」
廊下の電気で血相を変えたお母さんの顔が浮かんでいる。
「イズミ、B組の幸穂ちゃんって知ってるわよね!?」
電気もつけずに突然そう聞かれて、あたしは頷いた。
今日保健室で会話をしたばかりだ。
「知ってるけど、なんで?」
電気のスイッチを付けてあたしはそう聞き返した。
「今緊急連絡網が回ってきて、突然亡くなったって聞いたの」
「え……?」
あたしはお母さんを見つめたまま目を見開いた。
突然亡くなった?
その意味がわからなくなる。