キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
一か月後
あたしたちはいつもの日常へと戻ってきていた。
いなくなってしまった3人のお墓に手を合わせ、あたしと寛太と沙良は立ち上がった。
呪いの全貌を知っている人間はあたしたち3人と、松田裕しかいない。
あの後呪いの動画はあっという間に消えてなくなり、呟きサイトをどう探してみても出てこなかった。
そのため、サイト上では一時の流行もののような扱いになっていた。
けれど、あたしも寛太も、地元へ戻ってからすぐに呟きサイトを退会していた。
もう、巻き込まれるのはごめんだった。
「すっかり夏になったね」
空を見上げて沙良がそう言った。
空には入道雲がのんびりと流れている。
「そうだね」
あたしはそう返事をした。
「夏休みどうする?」
寛太がそう聞いて来た。
いなくなってしまった3人のお墓に手を合わせ、あたしと寛太と沙良は立ち上がった。
呪いの全貌を知っている人間はあたしたち3人と、松田裕しかいない。
あの後呪いの動画はあっという間に消えてなくなり、呟きサイトをどう探してみても出てこなかった。
そのため、サイト上では一時の流行もののような扱いになっていた。
けれど、あたしも寛太も、地元へ戻ってからすぐに呟きサイトを退会していた。
もう、巻き込まれるのはごめんだった。
「すっかり夏になったね」
空を見上げて沙良がそう言った。
空には入道雲がのんびりと流れている。
「そうだね」
あたしはそう返事をした。
「夏休みどうする?」
寛太がそう聞いて来た。