キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
「沙良、この動画拡散した?」
不意にリナがそう聞いた。
「ううん。してないよ」
「そっか……それなら大丈夫かもしれない。あたしと幸穂はこの動画を拡散したの。それが原因かもしれないって、ずっと思ってたから……」
「拡散することが原因で死ぬってこと?」
あたしは驚いてそう聞いていた。
「わからないけど。でも、《拡散希望》って書いてあるよね。それって、実はその通りにしちゃダメだったんじゃないかなって思って……」
確かに、動画に添えられた文章は《拡散希望》という文字だけだった。
「拡散したら死ぬ……」
そんなことあり得ない。
考えすぎだ。
そう思っても、それを口に出す事はできなかったのだった。
不意にリナがそう聞いた。
「ううん。してないよ」
「そっか……それなら大丈夫かもしれない。あたしと幸穂はこの動画を拡散したの。それが原因かもしれないって、ずっと思ってたから……」
「拡散することが原因で死ぬってこと?」
あたしは驚いてそう聞いていた。
「わからないけど。でも、《拡散希望》って書いてあるよね。それって、実はその通りにしちゃダメだったんじゃないかなって思って……」
確かに、動画に添えられた文章は《拡散希望》という文字だけだった。
「拡散したら死ぬ……」
そんなことあり得ない。
考えすぎだ。
そう思っても、それを口に出す事はできなかったのだった。