キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
トラック
教室へ到着しても沙良は無言のままだった。
相変わらず顔色も悪く、席に座るなり突っ伏してしまった。
そんな沙良を見ていたら、胸がギュッと苦しくなる。
昨日まではあんなに元気で楽しそうだったのに……。
「イズミ、沙良はどうかしたのか?」
登校してきた寛太が心配そうに沙良を見て、そう言った。
「うん……。誰かが悪質なメールを送ってきたの」
あたしは怒りのこもった声でそう言った。
沙良はもう呟きサイトには登録していない。
それでも動画が送られてくると言う事は、あの砂嵐動画の事を知っている人物が送ったとしか思えなかった。
「迷惑メールか? それなら拒否すればいいのに」
サラッと言う寛太にあたしは瞬きを繰り返した。
「そっか、拒否すればいいんだ!」
動画は消したけれど、拒否はしていないはずだ。
相変わらず顔色も悪く、席に座るなり突っ伏してしまった。
そんな沙良を見ていたら、胸がギュッと苦しくなる。
昨日まではあんなに元気で楽しそうだったのに……。
「イズミ、沙良はどうかしたのか?」
登校してきた寛太が心配そうに沙良を見て、そう言った。
「うん……。誰かが悪質なメールを送ってきたの」
あたしは怒りのこもった声でそう言った。
沙良はもう呟きサイトには登録していない。
それでも動画が送られてくると言う事は、あの砂嵐動画の事を知っている人物が送ったとしか思えなかった。
「迷惑メールか? それなら拒否すればいいのに」
サラッと言う寛太にあたしは瞬きを繰り返した。
「そっか、拒否すればいいんだ!」
動画は消したけれど、拒否はしていないはずだ。