キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
その時だった。
ポンッと電子音が聞こえて、チャットに新しく誰かが入室したことを知らせた。
あたしは画面をスクロールし、一番上まで移動させた。
《初めまして。俺、今日がラストの日です》
突然書き込まれたその文字に、他の人たちは黙り込んでしまっている。
「なにこれ、イタズラ?」
沙良が顔をしかめる。
ネット上の人たちもそう思っているのか、彼の書き込みを無視して会話を続け始めた。
《これから俺がどういう風に死ぬのか、ネット配信したいと思います》
誰にも相手にされていないとわかっているハズなのに、男性の書き込みは続く。
あたしと沙良はその書き込みを追いかけた。
《まずは、俺に送られて来た動画を見てください》
その文字の後に砂嵐動画が貼られた。
それは今まで見て来たものと同じだった。
《これが2日目》
黒いモヤのようなものが画面上に現れ、最後には《残り5日》の文字が出て来る。
ポンッと電子音が聞こえて、チャットに新しく誰かが入室したことを知らせた。
あたしは画面をスクロールし、一番上まで移動させた。
《初めまして。俺、今日がラストの日です》
突然書き込まれたその文字に、他の人たちは黙り込んでしまっている。
「なにこれ、イタズラ?」
沙良が顔をしかめる。
ネット上の人たちもそう思っているのか、彼の書き込みを無視して会話を続け始めた。
《これから俺がどういう風に死ぬのか、ネット配信したいと思います》
誰にも相手にされていないとわかっているハズなのに、男性の書き込みは続く。
あたしと沙良はその書き込みを追いかけた。
《まずは、俺に送られて来た動画を見てください》
その文字の後に砂嵐動画が貼られた。
それは今まで見て来たものと同じだった。
《これが2日目》
黒いモヤのようなものが画面上に現れ、最後には《残り5日》の文字が出て来る。