キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
演出だ、偽物だと言えば言うほど、本当にそうなのかと疑問が首をもたげて来る。


さっきまで見ていたものが偽物だなんて、到底思えなかったからだ。


男の体が勝手にもちあがあり、勝手に床へと叩きつけられた。


それが何度も何度も繰り返されたのだ。


思い出し、吐き気を感じて唇を噛んだ。


あたしはパソコン画面へと向かい、さっきの動画について検索した。


チャットにURLが貼ってあったから、見ていたのはあたしたちだけじゃないハズだった。


すると案の定、チャットの画面は沢山の文字で埋め尽くされていた。


《演出だよね?》


《あんなの、どうやって演出するんだよ》


《本物だろ?》


《あの動画と同じように死んだの?》

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