キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
「実は今、危険な動画が出回ってるの」
『危険な動画?』
「うん。砂嵐の動画なんだけど、届いて次の日に見ると動画の内容が変化してるの」
『はぁ? なんだよそれ、そんな動画聞いたことないぞ』
「聞いたことがないなら、辞めるのは今の内だから!」
『ちょっと待てよイズミ。お前、泣いてるのか?』
寛太の言葉にあたしは初めて、自分が泣いていることに気が付いた。
頬に涙の筋ができている。
『ちょっと待ってろ、今から行くから』
寛太はそう言うと電話を切ったのだった。
『危険な動画?』
「うん。砂嵐の動画なんだけど、届いて次の日に見ると動画の内容が変化してるの」
『はぁ? なんだよそれ、そんな動画聞いたことないぞ』
「聞いたことがないなら、辞めるのは今の内だから!」
『ちょっと待てよイズミ。お前、泣いてるのか?』
寛太の言葉にあたしは初めて、自分が泣いていることに気が付いた。
頬に涙の筋ができている。
『ちょっと待ってろ、今から行くから』
寛太はそう言うと電話を切ったのだった。