大切なキミへ。
✱✱✱
「お嬢様、今日はお疲れでしょう。」
「うん…」
「ゆっくりお休みになってください。」
それだけを残し、出ていった遥。
どうしてお見合い相手が遥じゃないんだろう。
こんなにも好きなのに。
執事だから?
だからダメなの…?
「お嬢様、今日はお疲れでしょう。」
「うん…」
「ゆっくりお休みになってください。」
それだけを残し、出ていった遥。
どうしてお見合い相手が遥じゃないんだろう。
こんなにも好きなのに。
執事だから?
だからダメなの…?