大切なキミへ。
「何笑ってるの?」





こっちは何も面白くなんかないのに。






「来週の金曜日、必ず準備してお待ちください。」

「……」

「次のお相手は必ず、お嬢様を大切にしてくださる方です。」







佐崎は相手を知ってるんだ。
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