大切なキミへ。
小さい頃からそうだから、今さら何も思わないけど…



執事が遥になった今、近くにいるとどうしても落ち着かない。







✱✱✱







「はぁ…なんか疲れる。」





仕えてる執事が佐崎の時には感じなかった謎の疲れ。



制服に着替えるのも一苦労。






ーコンコン


「はい。」

「お嬢様。学校のお時間です。」







部屋の外から遥が声をかけてきた。
< 31 / 315 >

この作品をシェア

pagetop