この幼なじみ要注意。



抵抗しようとするのに、力なんかじゃ敵わなくて


「…せっかくだからまた印つけさせて」


甘い囁きと、痺れるような甘い感覚に襲われて全身の力が一気に抜ける。


「……ひとつじゃ足りない」


何度も何度も、チクリと痛みが走る。
チュッと音を立てて、吸い付かれて、甘く噛まれるの繰り返しで、身体がおかしくなりそう…。


「もう……やめて…っ」

「ん、あと少し」


首筋より下もたくさん跡を残して。
かなり際どいところまで……

見えちゃいそうって頭では考えてるのに、そこまで気が回らない。


もう、知紘にされるがまま……。


「……ん、けっこー綺麗についた」


上からわたしを見下ろすその表情はとても満足そう。

< 240 / 317 >

この作品をシェア

pagetop