赤髪の彼
「あゆー!西島くーん!」
眠い目こする西島くんとあくびをするあたしに届いた大きくて明るい声。
「お前、朝から元気だな」
西島くんも陽菜を見てふっと笑顔になる。
やっぱり、違う。
あたしにはそんな顔見せてくれない。
好きにならかったらこんなふうに思わなかったのに。
好きになってしまったらこんなこと考えてしまう。
「遊園地とか俺、何年ぶりだよって感じ」
西島くんが遊園地の中をぐるりと見渡す。
「お前は?」
そして、あたしに聞く。
「うえ!?あぁ…っと半年前にきたかな」
「なんだその最初の変な返事」
ケラケラと笑う西島くん。
こんな子供みたいに笑うこともあるんだって知らない部分に触れてまたドキッとする。
「西島は、あゆちゃんのどこが好きなの?」
「は?」
歩いてる時に突然逢坂くんが聞くもんだから超不機嫌そうな顔になる。
そ、そんなこと聞かれても西島くん困っちゃうよ。
眠い目こする西島くんとあくびをするあたしに届いた大きくて明るい声。
「お前、朝から元気だな」
西島くんも陽菜を見てふっと笑顔になる。
やっぱり、違う。
あたしにはそんな顔見せてくれない。
好きにならかったらこんなふうに思わなかったのに。
好きになってしまったらこんなこと考えてしまう。
「遊園地とか俺、何年ぶりだよって感じ」
西島くんが遊園地の中をぐるりと見渡す。
「お前は?」
そして、あたしに聞く。
「うえ!?あぁ…っと半年前にきたかな」
「なんだその最初の変な返事」
ケラケラと笑う西島くん。
こんな子供みたいに笑うこともあるんだって知らない部分に触れてまたドキッとする。
「西島は、あゆちゃんのどこが好きなの?」
「は?」
歩いてる時に突然逢坂くんが聞くもんだから超不機嫌そうな顔になる。
そ、そんなこと聞かれても西島くん困っちゃうよ。