赤髪の彼
「え?」
なに、この人。
陽菜が告白してるって言うのに何言ってるの?
「それ、俺の」
西島くんがあたしと逢坂海里の間に入る。
「は?西島の?」
「うん。俺の彼女」
「え!?」
誰よりも大きな声を出したのは、陽菜だった。
「まって、あゆ!聞いてないよ!?」
「う、ん。今日付き合いはじめたからさ…」
「好きな人は!?ほら!」
あたしは同じクラスの男の子に恋をしていたはずだった。
だから、西島くんのことは陽菜に言っていない。
というか今日まで知らない人だったし。
「ちょっときて!!」
あたしは陽菜な腕を引っ張って走る。
「あゆ!どうしたのよ!」
はぁはぁっと息を切らす陽菜。
「空をみて好きだって言ったの」
「は?」
突然話し出したあたしに怪訝な顔になる。
「なのに、あの人が勘違いして自分を好きだって」
「はぁ!?」
さっきよりも1段と大きくなった声で叫ぶ。
なに、この人。
陽菜が告白してるって言うのに何言ってるの?
「それ、俺の」
西島くんがあたしと逢坂海里の間に入る。
「は?西島の?」
「うん。俺の彼女」
「え!?」
誰よりも大きな声を出したのは、陽菜だった。
「まって、あゆ!聞いてないよ!?」
「う、ん。今日付き合いはじめたからさ…」
「好きな人は!?ほら!」
あたしは同じクラスの男の子に恋をしていたはずだった。
だから、西島くんのことは陽菜に言っていない。
というか今日まで知らない人だったし。
「ちょっときて!!」
あたしは陽菜な腕を引っ張って走る。
「あゆ!どうしたのよ!」
はぁはぁっと息を切らす陽菜。
「空をみて好きだって言ったの」
「は?」
突然話し出したあたしに怪訝な顔になる。
「なのに、あの人が勘違いして自分を好きだって」
「はぁ!?」
さっきよりも1段と大きくなった声で叫ぶ。