ああ、もう、本当に大好き

麗とじゃれてるうちに担任の…えっと…そう、岸本先生がクラスに入ってきた。



「じゃあ委員会決めるよ〜!
まず学級委員、やりたい人いる〜?」



クラスが一気に静かになった。

ま、みんななりたくはないよね。



「立候補いなかったら、推薦でもいいよ〜!」



と、ここで間髪入れずに男子が手を挙げた。



「はーい!俺は男子の学級委員、悠がいいと思い
まーす !!」

『は、俺かよ!?』

「悠って山下くん?
じゃあ山下くんが学級委員で異論がない人拍
手〜」

< 12 / 95 >

この作品をシェア

pagetop