ああ、もう、本当に大好き
儚い夢と幸せ





いつからだったんだろう。幼稚園の頃?

まぁとにかく、物心つく頃には始めていた。

理由は友達が行くから一緒に行きたい、とか、
そんな単純で、ありきたりな理由だった気がする。



それが水泳。



父は仕事で忙しく、なかなか家にいない人だったから、こういう時はいつも母に相談。

習い事もしていなかったし、母はOKしてくれた。



始めた頃は、ただの水遊びみたいな感じだった。

それでも私にとっては1回1回が新鮮で。

私が水泳にのめり込むのに、そう時間はかからなかった。
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