たったひとつの愛を君に



初めに病棟の説明等があり、身体検査を行い、

病棟へと連れて行かれた。

私が入院するのは閉鎖病棟という病棟で、

刃物等の危険物はもちろん、缶バッチの様な安全ピンや

スマホも持ち込みが禁止だった。

こんな生活が何ヶ月も続くことに不安を覚えたが

初日である今日はは疲れていたこともあり

すぐ眠りについた。



しかしこれから地獄の生活が始まることを

この時はまだ知らなかった。


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