たったひとつの愛を君に



次の日目を覚ますと、すぐさま朝食に呼ばれた。

しばらく何も食べていなかった私は

食事が恐怖でしかなかった。

飲み込めなくて普通食が食べられない私は

ゼリー状の食事だった。

車椅子に乗り、看護師にデイルームに連れて行かれる。

摂食障害の人は全部食べるかを見られる為に

デイルームで食べることを義務付けられていた。


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