たったひとつの愛を君に




入院から1ヶ月が経った頃、私の身体は悲鳴をあげていた。

線維筋痛症が悪化していたのだ。

1日中痛みで動けない。

食事は何とか食べるように努力していたが

無理な時も多々あった。

というのも、前回の診察から食事が通常食になり

飲み込むのに苦労していた。

ただでさえ厳しい状況に加えて痛みまで。

どうしていいか分からなかった。


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